Day27 : 久しぶりの再会
Day27。
今日から11月。私の有給休暇も残り2ヶ月になる。一ヶ月がすぎるのは早い。
今日は午前中に自動車学校で学科試験の為の事前対策テスト、午後に乗車が1時間があり、夜は会社のチーム送別会に出かける。
午前中の学科試験の事前対策テストは、学校のPCルームで行われた。50問中45問正解で合格となる。一斉に始まり/終わる、というものではなく、順次来た人から受けて終わり次第帰って良い、というスタイル。PCルームには一人だけ指導教官の先生がおり、終わり次第自己申告をして結果を出してもらい、合格ならカルテに合格印を押してくれる。
私の結果は50問中47問正解で一発合格。一安心。
間違えた3問は何かと言うと、
1)自動車検査証と自動車損害賠償責任保証証明書、または責任共済証明書を車に備えておくと紛失する恐れがあり、再交付の手続きが面倒なので、コピーしたものだけを車の中に置いておいて運転した。
正解はX。
こんな問題は私の予習した問題集の中にはないので、一般感覚で設問内に"紛失するおそれがあり"とあったので、「紛失したらだめだよね」と考え◯にしたが、ダメだそうだ。
正解解説には”コピーしたものはだめです”とあった。
自分なりに考えるに、問題の中に"面倒なので"といったドライバー側の怠慢といった感じのネガティブwordingが使われている場合は大体Xだ。
2)病気などでやむを得ない理由がある場合は、シートベルトの着用が免除される。
正解は◯。
感覚的には「いかなる場合でもシートベルトの着用は必須です」的なことがいわれそうだが、正解解説には、”妊婦、病人、著しく座高が高い人/低い人、著しく肥満している人等も着用が免除されます。”、とある。
3)交通整理の行われている片側三車線以上の交差点で原動機付自転車が右折するときは、表式による指定がなければ、二段階の方法によって右折しなければならない。
正解は◯。
信号機があって、片側三車線以上の交差点は原付は2段階右折か。了解。
指導教官の先生には、「試験は90%以上の正解で合格だけど、もちろん全部理解して正解するようにしてください」と言われ、カルテに合格印を押してもらう。
午後の乗車は仮免許試験前のみきわめ乗車。教官の先生は以前にお世話になった広告代理店営業マンのような風貌の若い先生。カルテを見た先生は「検定試験前のみきわめですね。ひとつ重要なことを教えておきます。」と言って、90度角度のところでわざと内輪差で後輪を乗り上げる。
「こうなったらどうしますか?」と先生。「後輪が乗り上げたのでやり直します。」と回答すると、先生は前進して乗り上げた車輪を下ろす。そして、「では、こうなたらどうしますか?」と質問する。ん〜、乗り上げてもう降りちゃったからなぁ、これはやり直せないよな、と思い「そのまま先を続けます。」と答えると。「不正解です。バックで乗り上げ直してやり直してください」と言われる。まじか。
これが一番重要です、と言ってくる時点で最初から乗り上げを起こすことを想定されているのが少し悲しい。
運転を代わり、これまでの教習でやった全てを一通りやってみる。私の課題は優先道路の順序がわかっていないらしい。教習所のコースの一箇所に外周内周、中央道路に入る交叉路があり、ここが鬼門。
あともうひとつが見通しのきかない交差点。小刻みに進んで車の頭を少しづつ前に出していって交差する優先道路に出るところで、優先道路から車が来ているのに前に出て右折してしまったらしい。「なんで今出ちゃったんですかー?」と怒られる。内心、車は見えてたけど、あまりにも遠かったから出ても大丈夫だと思ったんだもん、と思う。
カルテのみきわめ欄の”不可”に丸をつけ、申し送り事項に”法規、優先道路”と記入され、今日の教習は終了。
夕方は、職場のチーム送別会に向かう。チームからは自分を含む2名が退職になる。約一ヶ月ぶりに顔をあわせるメンバーはみんな元気そうで嬉しい。私が自動車学校に通って免許を取ろうとしていること、料理をしていることを報告すると「まじで?」と派手に驚かれる。こういう機会でもない限り免許も一生取ることはなかっただろうし、料理もしなかったのかな、と思う。
チームメンバーはみんな海外出張が多いので、海外の珍道中話をするととめどがない&本にしたいくらいな秀逸なトラブル話がたくさんある。みんな仕事面で優秀なのはもちろんだけど、強運の持ち主だし、心も強いとつくづく思う。
帰り際に色々と一緒に戦った&お世話になった同僚から「お料理頑張ってくださいね」とオリーブオイルをいただく。これは嬉しい。最近は基本の和食系にフォーカスをしていたので、今後はちょっとおしゃれなイタリアンや洋食系にもチャレンジしようと思っていた。これは頑張ろう。
楽しい夜だった。