Day18 : アップダウンあり
Day18. 日曜日。
朝イチでキャンセル待ちを狙って自動車学校に向かう。朝イチ9時は外れたが、15時だったら予約が取れると言われる。日曜日は閉校が早いので、朝イチでキャンセル待ちをリストから当てはめていくらしい。
朝から自転車を漕いで疲れたので、こっそりマックに寄って旦那さんに内緒で”ひとり朝マック”を食べる。コーヒーでマック独特のトランス脂肪酸のにおいを消して帰宅する。
旦那さんがサッカーとかジムに行く時に使う新しい大きなバックが欲しいそうで、池袋に一緒に見に来て欲しいと言う。いい天気だからダイエットも兼ねて自転車で行こうよ、と言うので池袋まで自転車で出かける。
我が家から池袋までは自転車で20分弱くらい。私がいると30分はかかる。途中で緩やかな上り坂が続くので結構きつい。季節外れの真夏みたいな暑さもあって、池袋に着く頃にはかなりヘトヘトになる。
旦那さんが欲しいバッグは、North Faceのヒューズボックスという四角い30リットルの大容量があるリュックサックタイプのバッグ。最近たまにクリエイティブ系男子や、部活で荷物が多いであろうスポーツキッズが背負っているのを見かける。旦那さんはシューズ、ウエア、タオルなどをまとめて入れたいらしい。
私よりも用意周到な旦那さんは来店前に実際に店舗に電話をして意中のバックがあるかどうか事前に確認していて、売り場に着くなり「さっき電話で問い合わせをした者ですが」とレジの店員さんに聞きに行く。さすが仕事が早い。
店員さんがあらかじめ同じ型のもので、色・柄バリエーションが違うものを出して並べておいてくれたらしく、ずらっとバッグが並んでいた。わお、なんだこの連携プレー。
旦那さんの意思は黒で固まっているらしい。背負ってみたり、いっぱいあるベルトの長さを調節したりして最終確認をしている。「どう?」と聞くので「私は青がいいと思う」と言う。「じゃあ迷彩柄は?」と聞くので、「青がいいと思うよ」と答える。
その後、長々となぜ黒が良いかの理由を述べてきたので面倒になり「私は青の方がいいと思うけど、自分の好きなものにすればいいじゃない」と言って、結局黒をお買い上げ。まあだいたい誰でも「これどう?」って聞く時は本当にこっちの意見なんて求めてない。答えは「いいね」が正解。
旦那さんはレジで袋には入れてもらわず、すべてのタグを切ってもらってそのまま背負って帰るという。上機嫌で「荷物ここに全部入れなよ」と私の荷物を全部持ってくれる。まあ、持ってくれるならそれでいいか。
お店を出るとちょうどランチの時間。旦那さんが「あなたのパパからもらったバーガーキングの無料の券があるから、ハンバーガー食べよう」と言う。ゔぇー... 私、朝にこっそり朝マック食べちゃったよ。しかもなんでそんな無料券をうちのパパが旦那さんにあげてるのよ。共同購入?それとも株主優待券?私は冷たいざるそばとかが食べたいよ。
とはいえ、ひとりで朝マックしたことは内緒なので仕方なく2連チャンのハンバーガーを食べることに。また自転車こがないといけないのに胃が重い。
重い胃で再び自転車をこいで帰宅する。もう足が疲労でガクガクしている。旦那さんは午後からサッカーの試合に出かける。早速買ったばかりのバッグに持ち物を詰めている。私は実技教習に自動車学校に出かける。
ちなみに旦那さんのNewバッグはこれ。
私の今日の実技の教官の先生は、以前学科の授業でお世話になったどこの地方かの訛りの強い若い女性の先生。相変わらずイントネーションがちょいちょい気になる。
今日の課題は狭路走行の練習。これまで何度も狭路走行以前に外周を走っただけでNGが出るので未だにちゃんとした狭路走行の練習にまでたどりつけていない。
今回もまずは外周・内周を走ってみる。そして、この内周を走っているときに、一番やってはいけないことをやってしまう。ブレーキとアクセルの踏み間違いだ。先生が助手席のブレーキで止めてくれなかったら完全に事故っていた。今思い出しても怖い。
先生は「わかりましたわかりましたわかりましたー。はい、ハンドルもペダルも離してー、1回駐車場入りますよー。」と言って停車スペースに向かう。先生が内心で「この人、無理無理無理無理、危険危険危険、ダメダメダメダメ。」と言っているのが感じ取れる。まずは停車スペースで足の置き場の基本的なお話を復習。
先生「走行中の右足は常にどこに置きますか?」
私「ブレーキペダルです」(今の危険体験を思えばこれが正解でしょう)
先生「違います。アクセルペダルです。」
私「(え!さっきの私みたいにとっさにアクセル踏んだら危ないでしょ。)」
先生「常に右足はアクセルです。止まるときだけブレーキに足を移動させます。」
私「そうするとさっきみたいにとっさに踏むと危ないですよね?」
先生「それでも右足が常にアクセルにある、ということを頭に刷り込んでください。で、とっさに止まるときは、そのいつもの定位置のアクセルではない方を踏む、と頭と体で覚えてください。」
停車スペースで前後のアクセル→ブレーキを練習して落ち着いた後、もう一度外周に出る。もう今日は狭路走行なんてやっている場合ではない。
とはいえ、さっきの踏み間違いの恐怖体験があるので運転は超ビビリモードになる。低速な上にすぐブレーキを踏んでしまう。先生がとなりで何かを話しだすと怖くて超低速になり、止まってしまう。先生は「ダメ、止まらないー!!なんでも止まれというものじゃないです。後ろから突っ込まれますよ、周りも混乱します。絶対直線で止まったらダメです!」もう今日はこうなってしまった以上はビビってしまって平常心では運転できない。だんだん運転が不安になってきた...。今日は完全に凹みモードだ。
教習が終わると先生がカルテの申し送り事項に入念に色々と書き込んでいる。普段あまり使われることがないのであろう小さな申し送り事項欄はもうパンパンになっている。
ぐったりして帰宅する。朝、昼とハンバーガーだったのでちゃんとしたものが食べたくなる。とはいえ買い物に行く元気もなかったのでありもので食事を作る。いつもの和定食になった。でも今はこれが一番胃が喜ぶ。
ココロもカラダもアップダウンの激しい1日だった。