転職するまでの3ヶ月にやりたい10のこと

有給休暇の3ヶ月〜転職するまで、やりたいことをいくつ達成できるかチャレンジ・記録するブログです。

Day11 : 両親のこない日曜日

Day11は当初私の両親が東京に遊びに来る予定だったが、父がぎっくり腰になったとのことでキャンセル。

 

こんなに本気出して家中を掃除したことは引っ越してきてから一度もないぞ。まあ結果的におうちがキレイになったからいいのだけれど。普段の我々には違和感があるほどのキレイなおうちで夫婦ふたりでポツンとする。

 

さっそく旦那さんはお茶菓子に出そうと思っていたケーキやおまんじゅうに手をつける。まあ好きに食べなよ、4人分もあるんだから。

 

旦那さんがちょっと仕事してくるというので、私もカカトがすり減ってしまった靴を修理に出かける。せっかくなのでちょっとウインドウショッピングでもしたくなったので足を伸ばして有楽町へ。この辺はルミネ、丸井、プランタン、マロニエゲート、Loft、無印良品等、歩いていろいろ行けるので好きなスポット。まずは靴を修理に預けてウインドウショッピングに出かける。

 

さすがに日曜なので人出は多め。2-3時間歩き回ってショッピング終了。

 

旦那さんからちょうどいいタイミングで「夕飯どうしようか?」という電話が入ったので、新大久保にサムギョプサルを食べに行くことにする。もともと母の希望で今日は新大久保に行く予定だったが、それもあって日曜の夜は韓国料理を食べに行くという脳になっていたので、特に他に食べたいものも思い当たらなかったのでここだけは予定どおり新大久保に行く。

 

新大久保は日本とは思えない感じの場所。韓国の明洞とかタイのバンコクみたいな雰囲気。旦那さんがネットで「人気らしいよ」と見つけてきた韓国家庭料理のトマトというお店に行く。だいたい旦那さんがネットで探してくるところはハズレが多いが私も当てがあるわけでもないのでそのチョイスに従う。

 

早速テーブルについて注文をする。まずはサムギョプサルの食べ放題を2人前を注文する。様子を見て一品料理を頼むことにする。

 

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韓国料理の店員さんは大変だと思う。普通のお店はテーブルに提供された時点で店員さんの仕事は大方終了だが、韓国料理はサムギョプサルみたいな石板の上で焼く料理や鍋など、テーブルの上で調理をするものが多いから、店員さんは絶えずテーブルの間を歩き回って焼き具合や火の通り具合をチェックしないといけない。

 

無事豚肉が焼けたところで店員さんが全部の肉を食べやすい大きさにハサミでチョキチョキ切ってくれるので、レタスやエゴマの葉っぱに薬味やキムチなどと一緒に豚肉を巻いて食べる。あまりいっぺんに口にいれると息ができなくなるので注意しないといけない。ワンラウンド目はすぐになくなってしまったのですぐに追加をオーダー。メニューで一人前と食べ放題の値段を比べるとそれぞれ2人前食べれば”元がとれる”という計算になる。結局4ラウンドしたので我々夫婦の完全勝利だ。たくさん食べるパートナーがいると食べ放題の場面でアドバンテージが出てくる。

 

ずっとサムギョプサルも飽きるので、サイドでチヂミをオーダーする。ピザみたいにハーフ&ハーフ(バンジョンというらしい)もできるとのことなのでネギチヂミと海鮮チヂミのバンジョンにする。

 

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ああ、よく食べた。

 

かなりお腹がパンパンだったので腹ごなしに歩けるところまで歩くことにする。途中元職場のオフィスの前を通りかかったので、ああいつもここでランチしたな、とか毎朝このローソンでコーヒー買ったな、とか懐かしく思う。そんな昔の話でもないんだけど、毎日歩いていた道を急に歩かなくなったので少し寂しい。

 

足も疲れてきたところでちょうど目の前に都電の駅が見えてきたので、ここから路面電車に乗ることにする。夜の8時近くだったので中はガラガラで広々と座る。途中混んできたので詰めて座ると、ちょうど腰の曲がった杖をついた白髪のおばあさんがヨロヨロ乗ってきたので席を譲る。旦那さんのサイズが大きめなので、旦那さんが立つと私とおばあさん2つ分のスペースが出来た。

 

おばあさんと並んで座ると、おばあさんはフツーに話しかけてくる。"話しかける”というよりも、”話を続けている”という感じが近い。「毎日このへんで8時くらいまで遊んでね、帰りにはすぐタクシー乗っちゃうんだけど、最近は電車に乗るようにしてるのよ」と言う。みたところ70歳は確実に超えている感じだけど、毎日8時まで遊び歩くとはなかなかアクティブじゃないか。「でもね最近足が悪くなっちゃって、荷物が重い時はタクシー乗るわね。」とも。そうね、そうね、安全第一。無理はしないほうがいいですもんね、と返す。

 

そのあとひとしきり持病の話を聞いたあと、降車駅についたらしく「それじゃあ、おやすみなさい」と去っていく。この自由な感じ、シニアライフもなかなか楽しそうだなと思う。

 

我々も目的駅で降車し、家路につく。

まだまだサムギョプサルが胃の中に重い。