Day9 : 一気に受講
Day9。
今日は朝イチから午前中3コマと午後1コマの学科授業が受けられる。
1段階で定められた10コマのうちの4コマが受けられるのでかなりのスピードアップだ。
午前中1コマ目はまた新しい講師の先生が登場。
顔は鳥越俊太郎に激似でダンディな感じだが、立ち姿勢が前かがみでおばちゃんぽく、話し方がフェミニンな感じなので、ちょっとおかまちゃんぽい鳥越慎太郎、みたいな雰囲気だ。
きっと老眼が激しいのであろう、何度も教材の本をぐいーんと遠ざけて垂れ目な目をさらに細くしてピントを合わせている。話すスピードは普通だが、教材の本や映像を見せるためのモニター操作、画像をプロジェクターで見せる時など、ちょいちょいピント合わせに時間がかかるため、結局最後はチャイムが鳴って打ち切り。こっちまで目が疲れた気分になる。
2コマ目の講師は先日のノリノリ昭和先生だ。
昭和先生は前に座っている生徒から順番にあてて質問をしていくスタイルで授業を進める。平成サトリ世代は指されて答えがわからなくても、わからない、とも何とも反応しない。むしろ「私に聞いてるんですか?」くらいのシカトを決め込む。
昭和先生はこういうことは許せない。シカトを決め込んだ生徒をそまままスルーはしない。「あなたよー。あなたに話しているのよー。」と目の前で手を振る。するとシカッティングを決めていたサトリちゃんは「え!わたしー?」と急にオロオロしだす。そして、素直に「わかりません」と言えばいいのにそこから考える仕草を見せる。昭和先生は明らかにイライラしている。結局、少し緊張が走ったところで「わからないならわからないと言ってくださいね」と先生が諭して授業は進み、サトリによるタイムロスはあったものの、昭和先生の手腕でちゃんと時間内に1章分の授業は収まった。さすが。
3コマ目は1コマ目と同じ鳥越先生。
やっぱりだいぶ目が疲れた感じになって終了。
家に帰ってランチを済ませてまた学校へ。この自転車での3分の道もだいぶ慣れた。
午後の4コマ目は本日再登場の昭和先生。
授業のトピックは"車両の種類"について。「普通車両ってなんでしょう?」「軽車両って何を指す?」みたいな質問をして、テンポよく昭和先生が指名していく。今回はシカッティング・サトリちゃんみたいな子がいないのでちょっとホッとする。
質問は「大型特殊自動車にはどんなもの?」に。
昭和先生は一番前の生徒から順番に聞いていく。「思いつくものを言ってごらん」と。
1列目の男性が「ブルドーザー」、2列目の男性が「ショベルカー」と回答。なるほど働く車シリーズが該当するのね、と理解する。そして3番目の男性が「除雪車」と回答。ここで終わりかと思いきや、「あとひとつ、何か出ないかなー?」と4列目に座っていた私にも回答権が回ってきた。おっと、これは3人が終了の頃合いと思っていたから準備してなかったよ、大きくて特殊な自動車ね、んー、ほとんどめぼしいものは出ちゃったか...と頭をフル回転させて回答をひねり出す。大きくて特殊な車...、そうだ!
「戦車。」
昭和先生は「ひょー!」みたいな顔をして派手に驚いて一言、「いやー、教習所授業で講師をしていてその回答が出てきたのは初めてだよー。」。
どうやら珍回答だが正解らしいので良かった。
午後の授業はこれで終了なので、後3コマ分はキャンセル待ちで乗車を狙うが残念ながら今日も順番は回ってこなかった。
夜は元職場の同僚と飲みに出かける。静岡おでんのお店でおでんやはんぺんフライ、桜海老などを食べる。地元の静岡ではおでんが一本40-50円ということを考えるとやはり東京は高いがそれでも食べたくなる。久しぶりの静岡おでんで美味しかった。もっと食べれるところが増えればいいのにと思う。
2件目はインド料理屋へ。ハイネケンを飲みながらチーズナンやサラダを食べる。職場は相変わらずいろいろな変革期で大変らしい。みんながいつも通り落ち着いて仕事ができるようになることを心から願う。長く一緒に仕事をしてきた人たちとは話が尽きない。本当にいい人たちに恵まれている。
久しぶりに12時を回る帰宅になってしまった。